次回はCarryMeの全体的な紹介をするといいましたが、その前に今回の整備に使ったものを紹介をします。
サビがかなり出ていた中古のCarryMeを購入したので分解できる所は分解してからサビ取り作業という感じでやっていました。
ですので分解用の工具とサビ取り溶剤の紹介といった感じです。
工具
自転車工具詰め込みセット YC-728
これはロードバイクを整備するために購入していたものになります。
CarryMeに仕えたのはこの中でも数点だけでした。
ロードバイクやクロスバイクは持っていなくて、CarryMeだけの整備用に工具を買うのであればこれは少し高いのでお勧めできません。
ペダルを外すためのスパナぐらいしかほぼ使いません。
六角レンチセット
六角レンチが複数セットになったものです。
色が分かれているので視覚的にもわかりやすくておすすめです。
こいつは必須。
モンキーレンチ
複数のスパナを持っていれば必要ないのですが、これがあれば大体のボルトが回せるので持っていて損はありません。
ただ、調整が甘いとボルトの頭を傷つけたりなめたりしやすいので、ちゃんとしたスパナセットを買うほうが安全かとは思いますがやっぱり便利。
板スパナ 2つ
板スパナセットのほうはいろいろなところに仕えて便利。
ブレーキを外したり、タイヤを外したり、いたるところでこのセットは使えます。
CarryMe整備するなら必須。
17mmのほうはホイールの分解のために購入したものです。
ホイールの軸に固定された六角ナットを外すために必要なもので、分解しないのであれば不要。
両方とも薄いスパナを使ってますが、ヘッドが大きいと横のねじとかに干渉しやすいと思ったので薄いものを選んでいます。多分分厚い工具は使いにくいかも。
ペグスパナ
チェーンリングのねじを外すのに利用する工具になります。
ロードバイクの工具セットにも似たようなものが入っていたのですが、セットの物は出来が悪く結局ねじをなめる原因となったのでちゃんとしたシマノ製の工具を購入しました。
チェーンリングのねじは表は六角、裏は一直線の溝が彫ってあるだけなので専用工具があるほうが望ましいです。
大きなマイナスドライバーなどあれば使えそうですが、そのようなものは持っていなかったうえに固着気味だったので精度が悪い工具を使ったせいでなめる結果に。
やっぱりちゃんと専用工具はしっかりしたものを持っておいたほうが安全です。
清掃アイテム
さび落とし液 (鉄の茶色さび用)
鉄のねじがサビまくっていたので、錆びたねじをすべて外してこれでさび落とししました。
最初は透明だけど、錆と反応すると紫色に変色するよくわからない液体。
少しのさびはすぐに落ちるんですが、サビが強いと何度も試してみてやっとある程度落ちるといった感じ。
何度もやっていると茶色い錆から黒い錆になっているようにも見えたけど結局全部落とせなかったのである程度で妥協しました。
注意点はこれを何度も使っていると鉄の銀色がくすむという事でした。
ぴかぴかにしたいのに使っていると鉄がくすんでくるのでこれはいかがなものか。
結局下で紹介するコンパウンドで磨いて銀色の輝きを取り戻す作業をすることになったので結構大変でした。
あと、液体なのでスキマなどには浸透するので便利な反面、塗ったところにとどまらずに垂れるというのも問題でした。
ムース上のサビ取り剤もあるそうなのでそっちでもよかったかもしれないです。
最後に錆を落としただけだとすぐにまた錆びるので、錆びないように鉄の表面を油でコーティングするためにラスペネ。
ねじを油に浸す感じでスプレーしてみました。
こいつがどれほど防錆効果があるのか不明ですが、防錆には使えるもののはずなのでいったんこれで様子見します。
ラスペネはいろんな箇所の潤滑用の油として使えるので便利です。
自転車整備する際には必須ですね。
さび落とし剤 (アルミの白さび用)
これはさび落とし剤というよりは鉄を磨く用のコンパウンドです。
白さびはアルミの表面にできるものなので表面を研磨できれば綺麗になるだろうということで選びました。
ただ、この作業大変でした。磨いても磨いても白さびはなかなか消えないわ、手が真っ黒に汚れるわでyoutube見ながらひたすら磨く作業をやってました。
グリス
グリスは種類がたくさんありどれがいいのかわからなかったので手持ちで持っていたこれを利用。
ホイールのベアリングのグリスアップや組み立てる際のねじの固着を防ぐためにねじに塗ったりとメンテナンスには欠かせないものです。
チェーン清掃
チェーンセットの基本セットといった感じです。
チェーンの油と汚れを落とすディグリーザーもワコーズでもいいんですが、手持ちにAZの物があったのでこちらを使用しました。
ディグリーザーで汚れを落としたらチェーンルブで油さし。
両方とも防錆の効果があるので便利です。
自転車のチェーン清掃の必需品なので絶対持っておくべきものです。
ついでにブラシとかもあるといいです。
自転車ボディの清掃
自転車ボディの清掃用のクリーナーです。
これで大体綺麗になります。
ほかにもいろいろな製品ありますがAZの製品はコスパがいいのでおすすめ。
清掃用の布
ボディの清掃やチェーンの清掃などにはマイクロファイバーのクロスがあるとすごく綺麗になります。
アマゾンベーシックなだけあり安いのも助かります。
コンパウンドを使うときは使い捨て出来るキムワイプがおすすめです。
マイクロファイバーでもいいですが、鉄粉が付いたものを洗濯機で洗うとかしたくなかったので使い捨て用の物のほうがいいです。
正直キッチンペーパーでも大丈夫です。途中でキムワイプ切れたのでキッチンペーパ使ってましたw
最後
今回CarryMeの整備に使った工具やアイテムを一通り紹介しました。
もしかしたら忘れているものもあるかもしれませんが、大体は上の物がそろっていればCarryMeの分解整備可能かと思います。
今後のカスタムで新しく使う道具などありましたら随時紹介していきます。